金融リテラシー

2008年04月18日

金融リテラシーとは何か?

これまでの記事で,時間術の話を中心に自己投資の話を書いてきたが,ブログのタイトルである "金時" の "金" については,ふれていなかった。これから得た知識をまとめながら,紹介していきたい。

これまで読んできたいくつかの本で,とても初心者にも分かり易く,かつ詳しく述べられれているのは,勝間さんのこの本だった。

お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)


勝間さんについてはこれまでも,時間術の方でも紹介したが,本書では金融の原理から実践方法,また投資に伴うリスクについても述べられているので,これから投資を始めようとしている人には,非常に役に立つ内容である。

本のタイトルにあるように,金利が低い銀行に預金するぐらいなら,投資をした方が効率よく増やすことができるということだ。これには当然リスクも伴うが,国内の株と国債,外国の株と国債に平均的に投資することによって,長期的に見れば定期預金よりも高利率で運用することが出来る。

投資というと,"危ない" とか "怖い" というイメージが強いが,統計学的にみると平均では,数%の年利が見込まれる。この "統計学的" と "平均" が,ミソになると思うのだが,一つ一つの株価自体は,刻々と上下しているが,市場としては増加傾向になる。自分の所有している株が平均に近づくには,やはり分散投資しかない。分散することでリスクを下げるというのは,統計学的な平均をとっていることと同じ事になる。素人が自分で平均的な株を見つけるのは困難であるが,投資信託を使えばプロの目で選んで運用してくれる。その分,手数料も発生してしまうが…。

よく目にする 「私はこの方法で儲かりました!」とか「儲かる投資の方法」といった裏技的な本や情報があるが,本書ではこれらについても,楽して儲ける方法などないことを理論的に語っている。

他にも投資資金をやり繰りするための生命保険などのちょっとした生活の見直しから,住宅ローンがどれぐらい損をするかなど,現在やこれから関わっていく金融に関する情報も書かれているので,これから家などの大きな買い物をしようとしている人は,是非一度読むことをおすすめする。

そして以前にも書いたが,著者は年間何百冊も読む読書家である。本書にも金融に関する名著が紹介されており,最後にそのリストを載せたので参考にしてもらいたい。

金時まめ知識

分散投資などのリスク管理をすることで,効率的に自己資産を増やすことが出来る。



リスク〈上〉―神々への反逆 (日経ビジネス人文庫)


リスク〈下〉―神々への反逆 (日経ビジネス人文庫)



株式投資の未来?永続する会社が本当の利益をもたらす



敗者のゲーム(新版) なぜ資産運用に勝てないのか



新賢明なる投資家 上~割安株の見つけ方とバリュー投資を成功させる方法~《改訂版――現代に合わせた注解付き》 (ウィザードブックシリーズ)




新賢明なる投資家 下~割安株の見つけ方とバリュー投資を成功させる方法 《改訂版――現代に合わせた注解付き》 (ウィザードブックシリーズ)


投資の科学 あなたが知らないマーケットの不思議な振る舞い



ソロスの錬金術



投機バブル 根拠なき熱狂―アメリカ株式市場、暴落の必然



行動ファイナンス―市場の非合理性を解き明かす新しい金融理論



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投資4つの黄金則





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